ここで普段は見学できない蔵の内部をご紹介します。酒母用の大麦を蒸した後、白麹を付け、室(むろ)とよばれる木造の部屋に移して1日寝かせます。
これを広げる「製麹(せいきく)」という作業でさらに1日、その後酒母タンクに移して水と酵母を加え7日間寝かせ(発酵)、仕込みタンクへ。 |
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掛け用の大麦を蒸してさらに仕込みタンクへ加えます。これを2回繰り替えす、3段仕込みが南酒造の基本。
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14日間寝かせ、仕込みが終わったもろみを蒸留して原酒ができますが、南酒造では日本でここにしかない高さ10mの特殊な縦型の蒸留機を使用しており、比較的重い苦みを多く下に落とすことで、端麗かつすっきりとした独特の味わいを出しています。
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また、最後の和水(水を加える)にも名水が多い国東の地下水を使用しており、まさにこの地の豊かな自然に育まれて生まれた酒と言えます。
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